Q値なんて…

 
先日、Q家のQ値を求めてみましたが、Q値そのものよりも、
Q値を求めるために利用される熱損失(特に、窓、壁等の部位別のもの)を知ること
が重要ではないかと思います
 
Q値は、家同士の性能を比較できるようにするための値で、
ハウスメーカごとの比較などには有効です
 
しかし、Q値は、家の形状や床面積に大きく左右されるものであるので、
Q値うんぬんを議論するより、
その家の熱損失そのもの
家族1人あたりの熱損失
なんかを議論するほうが、エコに貢献するのでは…と思います
光熱費にも直結しますので…
 
 
 
とはいえ、Q値を求めることは家の熱損失を求めることにもなりますので
有意義ではありますね
 
 
私Qは、以下のリンクを参考にQ値を求めました


住宅サポート研究所
 
 
このリンクのページの冒頭では、
Q値を求める手順として…
 
(1),延床面積を求める。
(2),気積を求める。
(3),各部位(壁・床・天井)の面積を求める。
(4),各部位の仕様に準じて熱貫流率K値を求める。
(5),換気による熱損失を求める。
(6),(1)~(5)の結果をまとめ総熱損失量を延床面積で割りQ値を算出する。
 
と書かれています
 
 
この手順の中では、
「(4)熱貫流率Kを求める」という部分が一番大変です。
 
この手順については、
説明するのが大変ですし、
熱貫流率K値の求め方を知りたいという要望がどの程度あるかも分かりませんし、
さらに、Q値を求めることを商売としている人の邪魔をすることにもなりかねませんので、
要望がある程度ある場合に、ファン限定で公開させていただこうかと思います
 
なお、ファン登録(お気に入り登録)されるときには、
ゲストブックかコメントでひとことお願いします
これまで関わりがない人の無言での登録はブロックさせていただきます…
 
要望がなければ記事にはしません…かなり面倒なので…
 
 
 
その他の手順について…
 
(1),延床面積を求める。
 

これについては、設計図面(平面図)の延床面積と同じ値を利用します
 
(2),気積を求める。
 

これについては、「換気量計算表」という資料を使えば簡単
ロスガードの換気量を設計するときの資料にあります
 
こんなものです

 
 
赤枠部分を利用します。
気積「303.5」m3、換気回数「0.51」回/H
 
 
ちなみに、青枠部分、仕事部屋(洋室(3))の換気回数ですが、「0.91」回/H
になっています
 
必要換気回数は「0.5」ですので、部分的には過剰換気です
 
仕事部屋が寒いのは換気の影響が大きそうです
 
家の資料を見ていると、いろいろと分かりますね~
 
 
 
 
(3),各部位(壁・床・天井)の面積を求める。

断熱材の内側の面積を計算します。
外壁の面積を出すには、サッシを含む壁の面積を計算し、
この面積からサッシの面積を引き算するのがよいのではないでしょうか
 
 
 
(5),換気による熱損失を求める。

気積×換気回数×空気の比熱(0.35)×換気時の熱損失率(ロスガード0.1)
 
 
 
 
(6),(1)~(5)の結果をまとめ総熱損失量を延床面積で割りQ値を算出する。
 
「我が家のQ値を計算してみた!!」
 
にある表を参照してください。
 
 
 
 
 
 




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