単位は、W/(m2・K)
この値は小さいほうが省エネ性が高くなります。
計算ミスは覚悟の上でQ値を計算…
これでもⅠ地域の次世代省エネ基準1.6以下ですが…
そもそもQ値は、
外部に接する面積が小さく、家の体積に対する床面積が広い場合に、
よい結果が出ますので、
(1)セゾンの天井高265cmは一般的な天井高240cmよりも不利。
(2)ロフトや勾配天井は壁面や気積が増えるが床面積が増えないので不利。
(3)平屋の住宅は外気と接する屋根や床が広いので不利。
…となります。
残念ながら、Q邸では上の(1)~(3)の不利な項目の
Q値を求めるときには、熱貫流率を求めるところが一番難しいのですが、
このへんについては次回以降に解説します。
あと、上の表から分かることについても次回以降に解説します。