使うものは使う場所に!収納の設置場所

 うーん、私Qの妹夫婦宅の間取案を見せてもらいましたが、動線がカクカクしてて、まだまだ叩き台レベルでした。

でも、もう電気の打ち合わせ。うーん。

これから設計士さんの本気を見せてもらいたいところです。

 

間取図を見ていて気になったのはやっぱり収納ですかね。

 

 
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ダイニング、リビングに収納は必要 

我が家の場合、ダイニングテーブルは家族みんなの作業台です。

食事をするのはもちろん、銀行や学校に提出する書類を書いたり、買い物リストを書いたり、子供たちは宿題をしたり、場合によっては日曜大工したり・・・

 

というように作業をすると、文房具とか、鉛筆削りとか、印鑑とか、電卓とか、いろいろ近くに収納されてないと不便です。

 

いつも使うものが近くにないと、片付けるのが面倒になって、片付けなくなっちゃうんですよね。

なので、ダイニングテーブルの近くに収納がないと、例えばキッチンのカウンターの上が物置になったりします。

 

 マンションに住んでいるときにカウンターが物置状態だったので、新居ではダイニングに収納を設置しました。 

 

 一条工務店のセゾン向けの「キッチンハッチ」です。(引越前の写真ですよ!)

引き出しが大変便利で、文具類やその他の小物がたくさん収納できています。

他にも扉の部分に、ガムテープや荷造り紐、あと、たこ焼き器なんかも収納されてます。

 

これだけの収納があると、お客さんが来た時にもすっきり見せられるので、設置してよかったと思う逸品です。

 

我が家のものはかなりクラシックなデザインですが、最近のものでは・・・ 

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おおーっ、モダンな雰囲気ですねー。

 

キッチンに収納があるだけでなく、ダイニング側に収納があるってのが大切です。

キッチン側にたくさん収納があっても、ダイニングで使うものをわざわざキッチンに収納することは面倒です。

 

使う場所のすぐそばで収納する!

 

そのために、

使う場所で収納できるように収納を設置する!

 

これが大切です。

 

モデルルームでは見えないものに注意

モデルルームは生活感がなく、オシャレにできてます。

これはこれで夢が膨らんで素敵なんですけど、実際生活すると、モデルルーム通りでは不都合なことがたくさんあります。

 

特に気を付けておきたいのは・・・

大型家具の搬入ルートの確保

一番狭い部分の幅が運び込める家具の最大サイズになります。

家具を搬入するための動線がカクカクしていると、家具を横にしてもナナメにしても、家具が通過しにくくなるんですよ。

 

したがって、キングサイズのベッドや、大きな冷蔵庫、洗濯機を搬入しようとする家では、そのルートを確保することが必要です。

 

搬送ルートを確保するには、玄関経由のルートを考えなくても、大きく開閉できる窓を設置し、窓から搬入することを考えてもよいですね。

 

 ゴミ箱置き場

 以前にも書きましたが、モデルルームにはゴミ箱がない。

ゴミ箱を置くスペース(特にキッチン!)を考えておかないと、不便な家になるかも知れません。

 

 収納も坪単価のうち

収納が増えると家が大きくなって、家の値段が高くなります。

収納も家のコストに含まれます。

収納ばかり充実しても、部屋が狭くなりますので、最低限の収納と、あとは断捨離でしょうか。

 

収納は適材適所。必要な収納を必要な場所に設置したいものです。

 

収納の個数に制限がある?

一条工務店の家のセゾンの場合、収納の個数に制限がありました。

2011年当時は、築面積6坪当たり収納1個までだったかな?

 

我が家では、収納の個数を節約するために、手前側と背面側とで背中合わせの収納を子供部屋に採用しました。

背中合わせの収納で2つ分の容積があっても、個数のカウントでは1つでしたので。

 

 

 2つの部屋の境界部分が収納になっています。片側がブックシェルフ(本棚)でその背面がクローゼットのユニット。

かなりの収納力なので、これらが子供部屋にあると子供のものを全て子供部屋に収納できます。

 

 私Qの妹宅では、2つの子供部屋を可動間仕切りで区切るようですが、それはそれでメリットとデメリットがあるので、考えを固定化せずに、色んな可能性を考えてみるといいと思います。

例えば、可動間仕切りを開けたときに、どの程度の開放感があるか。

1部屋として使えるか。

男の子と女の子の部屋を仕切るのに間仕切りで良いか。

間仕切りをするときの収納の位置や窓の位置の関係。

などなど。

 

 焦らされても焦らず、じっくり検討しましょう

「次回の打ち合わせが最終です」みたいに、勝手なこと言ってくるハウスメーカー

そちらの事情は分かるけど、そんなんじゃ顧客満足度は高くなりませんよ。

 

 客の立場で述べると、打ち合わせ初期は、どのような家にしたいのか、こちらも分かってない状態なのです。

色んな案を見せてもらって、「こんなことができるのかー」とか、「こんなのいいね」など、思うようにならないと、「このような家にしたい!」と伝えることもできないのです。

ちゃんと考えが固まってないと、「なんとなく」家を建てることになるような気がします。

 

なので、「こんな家にしたい」と思い始めたところで、「はい、次回終了です。」ってことになると、これはマズイ。

抵抗しまくって、最悪解約してでも、納得いくように、もっと検討するべきです。

 

 解約しないまでも、妥協せずに納得するまで検討する!

これが満足する家を作る秘訣だと思っています。

 

 妹邸を含めて、これから家を建てる人が満足できることを祈っています。

 

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