エアコン室外機の位置が指定と違うトラブルについての詳細です。
≪事象≫
エアコン先行配管を室外に出す位置が間違っていたため、
室外機を指定の場所に置くことができない。
室外機を指定の場所に置くには、室外において長い配管が露出する。
(先行配管する意味がない)
変更前の状態では…
エアコンの配管は窓の右側から室外に出ています。
変更後の状態では…
エアコンの配管が左の部屋(トイレ)に抜けています。
図面で見てみましょう。
上の図のように、エアコンは窓の上にあり、この窓が柱ぎりぎりに配置されているので、
窓の右側から配管を抜いたようです。
しかし、変更前のエアコン配管の位置では、室外機の位置が図面上側に移動してしまいます。
室外機が図面上側に移動すると、門などの外構や下水ますに干渉するので、
図面上側には移動できないのです。
このため、エアコン配管は窓の左のトイレから室外に出すように変更となりました。
元の配管が室外に出されていた穴は…
コーキングと吹付の断熱材で塞がれました。
しかし、外壁に余分な穴があけられるのは気分的にはよくないですね。
せっかくの新築なのに…
ちなみに、サイディングボードについては新品との交換になりました。
そもそもこのようになったのはなぜか…
≪原因≫
・エアコンの先行配管をどこから室外に出すかの明確な指示がない。
・エアコン業者と監督との意思疎通不足。
トラブルに対する対応はしっかりとして貰えました。
この点に関しては満足です。
ただ、他の現場で同じことが発生しないように対策をしっかりとしてほしいですね。