真壁和室。
柱が見える和室で、一条のセゾンF,Vでは標準仕様です。
柱を隠す大壁和室に変更することで減額対象になります。
(Q邸の場合は20万円の減額)
しかし、真壁和室は思っていた以上に素晴らしい。←あくまでも主観ですが…
とにかく、材料がきれいで、大工さんの手間もかかっています。
大壁和室と共通の部分もありますが、施工の経緯を時系列で並べてみます。
9月24日の様子。
床の間の板床の養生中。
板床の施工には神経を使うらしいです。
真壁和室のデメリットは、柱を見せる分、
外部と接する部分の断熱材が薄くなってしまうこと。
ただ、他の部分よりも性能の良い断熱材を利用している
と営業さんが言っていました。(赤丸部分の断熱材)
10月2日の様子。
長押(柱と柱の間を渡す木材)の施工。
長押はあとから貼りつけられます。
材料のカットは現場施工で、この作業が大変手間がかかるとのこと。
大工さんはこの日は長押にかかりきりだったそうです。
この日の長押は、まだ「仮留め」の状態。
10月3日の様子。
ホスクリーンの施工。
真壁和室とホスクリーンとはミスマッチだったかと、少し後悔しています。
普段は取り外しておこうかな。
同じく10月3日。
床の間の天井部分の施工。
10月4日の様子。
押入の中段の施工。
押入の中段は、カット済みの材料が届いており、組立&設置が現場で行われます。
組立&設置だけといってもこれまた面倒な作業だそうです。
10月6日の様子。
押入の内部が完成していました。
あとは、左官屋さんが壁を塗ってくれます。
いつの間にか長押がしっかしと固定されていました。
Q家の場合、「せっかく木造の家を作るなら、木材が見えるところを作ろう」
ということで、柱が見える真壁和室にしました。
ある程度仕上がってくると、
真壁和室は、大壁和室との差額以上の価値があると感じます。