床暖房設定温度と外気温との関係

 
 
今回は、全館床暖房の家の方のための記事です
 
 
 
床暖房の温度設定って難しいですよね~
 
難しい理由は、床を流れる温水の温度を設定することで、室温を設定しなきゃならないから。
室温が直接設定できればいいのに…
 
 
そこで、外気温と床暖房設定温度などの各種温度との関係を計算し、
グラフ化してみました
 
 
 
 
グラフはこちら
 
 
上のグラフの読み方…                         
 
グラフの横軸 外気温
 
グラフの縦軸
赤い文字   床暖房設定温度
青い文字   床表面温度
です。
 
 
その他、地面の温度(14℃)、室温(20℃)は固定で考えています。
 
このグラフはQ邸の実情をかんがみて実情に合うように作りこみました
(ただし床表面温度は測定していないので分かりません
 
他の家ではこのグラフをそのまま採用することはできませんが、
グラフの傾向は同じになると思います
 

※補足:
Q邸の概略
セゾン平屋34.5坪、勾配天井+ロフトで7.75坪
 
計算の際は…
床暖房敷設率80%、家全体の熱損失186.9(W/K)、うち床からの熱損失38.2(W/K)、
としています。
詳細は機会があれば説明します。

 

 
≪グラフから分かること≫
 
(1)外気温の低下と温度設定との関係は比例関係にある
 
Q邸の場合、外気温が1℃低下すると、室温を維持するためには、
設定温度を0.42℃上げるとよいことが分かります
 
 
(2)床表面温度は、外気温が低い時(設定温度が高い時)のほうが暖かい
 
一見、当たり前なんですが、このことからは、暖かい地域の人は床暖房運転中にスリッパが必要ですが、
寒い地域の人はスリッパが不要、、、ということが言えるのです
 
 
もうちょっと分析したいですが、今日は時間切れです…
機会があれば、もうちょっと説明します
 
 

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