Qです。
今朝終了したニューヨーク株式市場はほぼ安値引けで、
日本の経済は大丈夫かなぁと心配になる日々…
★モデルケース★
ある部品メーカに勤務するAさん。
自宅の冷蔵庫が故障したので家電量販店に買いに行きました。
少しでも安く購入したいAさんは、ネット通販での価格を提示して、
値切り交渉をした結果、家電量販店での表示価格よりも
10%安く冷蔵庫を購入できました。
めでたしめでたし、、、と思いきや…
ほとんどの客が値切り交渉をするので、家電量販店の売り上げが下がり、
家電量販店の販売員の給料が10%カットになりました。
そして、Aさんの部品メーカも冷蔵庫メーカに納入する部品に値下げ要請が…
結局、Aさんの部品メーカの売り上げが下がり、
Aさんの給料も10%カットになってしまいました。
さらに、コストカットのために半年後には海外赴任することになりました…
…というように、値切りによって10%得したつもりが、自分の給料を下げ、
海外赴任まですることになってしまったわけです。
「価値あるものは値下げしない」というプライドを持って商売をしないと、
最悪な実例は「牛丼」とは「衣料品」です。
値下げって、最初はインパクトがあって効果がありますが、そのうち当たり前になります。
そして、もっと悪いのは、誰かが値下げすると、業界全体が追従しなければならなくなること。
「280円の牛丼」の隣りで「500円の牛丼」が売れるかというと、品質の差が歴然でないと売れませんよね~。
結果、業界全体が衰退するか、海外に拠点を移すかとなり、
なので、売る側は、
「値引きしなくてもよいオンリーワンの製品、サービスを提供する」
ことが大切ですね。難しいことですが。
買う側は、
「買い物によって世の中を発展させるというプライドを持って商品・サービスを選ぶ」
やっぱり、国産のものを購入するのが日本を救うことになるのかな。。。
とはいえ、ネット通販なんかで購入できるもの(私がこれまでに購入したもの)には、
ドイツ製でしたしね…
でも、