太陽光発電の設置費用と維持費の実態を調べてみた

太陽光発電を載せるかどうかを検討中の我が家にとって、太陽光発電の設置費用と維持費の実態は非常に気になるところです(^^)

 

既に太陽光発電を設置済みの方も、「維持費」がどの程度かかっているかは気になりますよね~。

 

今回は、太陽光発電にかかる費用について考えてみます(´ω`)

 

 以下に示すグラフや表については、全て、下記から引用しています。 

 『最近の太陽光発電市場の動向及び前回のご指摘事項について(経済産業省資源エネルギー庁)』

http://www.meti.go.jp/committee/chotatsu_kakaku/pdf/013_02_00.pdf

 

 

 
目次

 (1)太陽光発電の設置費用の実態

 みなさんも予想できると思いますが、設置費用はどんどん安くなっていますヽ( ̄▽ ̄)ノ

 

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10kW以下の太陽光発電の設置費用のデータ(新築の平均出力は4.2kW)。

平成25年10-12月での設置単価の平均は、40.9万円/kW。新築だと38.5万円/kWのようです。

ちなみに、この資料、税別なのか税込なのか良くわかりません (`ε´)

なので、以下の試算では税別なのか税込は曖昧になります。。。

 

 

 発電容量5kWで200万円ぐらい。

 データによると、このくらいが平均値のようです。

最近、大手のハウスメーカーだと、10kW以上の全量買い取りができるようにしてますが、10kW-50kWの設置費用は、36.9万円/kWのようです。

 

すると、

発電容量10kWで370万円かそれよりも高いくらい。

規模を大きくしても、それほどコストダウンにならない印象ですね~ ( TДT)

 

ただ、10kW未満の余剰買取10年か、10kW以上の全量買取20年か、の違いは大きそうですが…

 

あくまでの「平均値」なので、参考にはなりますが、ブランドや効率によってまちまちになるでしょう。

 

 

  (2)太陽光発電の維持費の実態

 発電容量10kW以下の場合、一応、下記のような算出式で維持費を求めてますね。

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1年間あたり、3600円/kWらしいです。

 

発電容量 5kWで18000円/年。

これに加えて、税金(所得税、住民税、事業用の場合は固定資産税)を考慮する必要がありますね ヽ(≧▽≦)ノ

 

 ただ、これは維持費の実績をデータ化したものではなく、業者への聞き取りに基づいてまとめたもののようです。

 

 

一方で、発電容量10kW以上の太陽光発電設備からは、維持費の実績が報告されているようです。

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10kW以上の全量買取制度が導入されたのがついこの前なので、制度が開始されてから1年分だけのデータです。

 

上の表の「10-50kW未満」の欄を見ると、平均値0.7万円/kWに対して、中央値0.1万円/kWになってますね(^^)

平均値が中央値の7倍です。

 

これは、設置後1年ぐらいでは半分以上の人はほとんど維持費が掛からないのに(10kWでも1万円以下)、ごく一部の人がとんでもない費用(例えば10kWで50-100万円程度)を支払っているってことを意味しているような気がします。

つまり、「はずれ」を引くと悲惨なことになるんですね( TДT)

普通は、購入したパネルなどの設備自体の不具合は、メーカ保証が効くので設置者の費用が掛からないはずなのですが、何らかの影響で電力会社側の設備を壊しちゃったりすると保証が効かないことがあって大変なのでしょうかねー。

 

或いは、太陽光発電の管理者の人件費なのか?!

 

10kW以上の場合、「はずれ」でなかったとしても、20年間運転すると、10kW未満の場合と同様に、1年間あたり、3600円/kWぐらいの維持費を見ておいたほうが良さそうかと思います。

 

「はずれ」の場合も含めて、この維持費をしっかりシミュレーションに入れないと、予定よりも利益が減ること(最悪赤字)になりそうですね。

 

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