今年2014年は、水害というより土砂災害が多い印象です。
「蛇」「龍」は土砂崩れを示す地名
基本的に水やサンズイが付く地名は地盤や水害に対してよくないと言われていますね。
一方、一見、神の使いのような印象がある、「蛇」「龍」についても、恐ろしい災害が発生したことからついた地名であるようです。
土砂崩れや川の氾濫の爪痕が蛇や龍が通った跡のようなので、そのような名前がついているようです。
長野県南木曽町の「蛇ぬけの碑」
蛇ぬけの碑/長野県
やっかいなのは地名の改定
広島の土砂災害があった地区の現在の地名は、広島市安佐南区八木ですが、
旧地名は、「八木蛇落地悪谷」。。。
なんとも恐ろしい名前になっています。
この地名のままなら誰も住まなかったかも知れませんが、地名が変えられたことで危険な地区であることに気付かなったんでしょうね。
住む土地の旧地名と言い伝えを調べましょう!
これが今回のテーマ。
津波が来る地区では、先人の苦労が石碑に残されていることもあります
「此処より下に家を建てるな」 石碑の警告守る【宮古・姉吉地区】
それから、現在の地名や旧地名。
先人からのメッセージが含まれている可能性大です。
参考文献です
賃貸住宅こそ調べておくべき
土地を購入する場合にはある程度その土地について調べる人もいますが、賃貸住宅の場合は調べますか??
例えば、自分の子供が大学生になって下宿するとき、下宿するアパートがある地域について調べますか?
交通の利便性だけで住む家を選んでませんか?
南木曽と広島の件では、駅に近い便利な地区が被害にあってます。
ただの洪水であれば、3階以上に住んでいれば安心かな~なんて言ってられますが、土砂崩れや土石流では建物ごと破壊されますので、直撃を食らえば一巻の終わりです。
一時的に住むだけ、と安易に考えがちな賃貸住宅こそ、土地について調べるべきだと思います。
先人からのメッセージを無駄にすることがないように考えましょう。
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