そろそろ床暖房を始動する家が増えてきましたね。
今日は床暖房の効率アップDIYに関するお話です。
床暖房の室外機のここがダメダメ
いろんなものが置かれている床暖房室外機の周囲(汗)
室外機の裏側って覗いたことあります?
床暖房の循環水が溜められているヘッダボックス下の写真です。
金属製の配管(2本)がむき出しになっています。
これらの金属製の配管は、床下に循環するお湯が通る管ですよ。
ってことが理解できると、金属製の配管がむき出しってのは、ひどいと思いませんか??
せっかく高い電気代を使って温めたお湯が、この金属部分でどんどん冷めちゃいます。
仕方がないので断熱化工事DIYをします
これに気付いちゃったら金属部分を覆う断熱化工事をするしかないですよ。
使うのは、発泡ウレタンスプレー
バリバリ業務用です。
ごく少量を吹き付けると、猛烈に膨らみます。
その後、固まると発泡スチロールみたいなものに変身します。
発泡スチロールは、クーラーボックスや家の断熱材なんかに利用される、断熱性が高いものですよ。
熱が逃げなくなって、効率アップ。
つまり電気代が安くなることが期待できます。
それではやってみますかね。
手順1:断熱する場所をラップで覆う
ここで私が利用するラップは食品用のラップです。
たぶん、この手順を実施する人はほとんどいないと思います。
ラップで覆うのは、発泡ウレタンスプレーが固着して、やり直しができなくなることを防ぐため。
ラップを一枚挟んでおくと、
(1)ウレタンが直接室外機に接着されないので、必要なときに固まったウレタンをきれいに取り除くことができる。
(2)ラップの部分を回転するようにしておけば、手前を吹き付けて、奥に回すことができるので、奥を直接吹き付ける必要が無くなる。つまり作業性アップ。
というメリットがあります。
デメリットはラップにウレタンが着きにくいこと。
垂れやすくなります。
はい、では金属部分をラップで覆います。
ヘッダボックスにもちょっと被せるのがポイント
ついでなので両親宅の室外機もやっちゃいます。
両親宅の室外機は、長野県の松本の設計士さんが設計。
雪国仕様なのか、室外機は宙吊りになってます。
同じくラップで覆います。
我が家は今年で4回目の床暖房シーズンを迎えます。
今まで金属剥き出しを放置していたわけではなく、実は、金属部分に紙を巻き付けるなど、ちょっとの対策はしてました。
こっちの室外機では、巻き付けた紙の上からラッピングしました。
手順2:発砲ウレタンスプレーの吹き付け
私は養生しませんでしたが、うっかり室外機のアルミフィンの間にスプレーを吹き付けると、猛烈な効率ダウンになるおそれがありますので、周囲の養生はしっかりすることがお勧めです。
狭いところの作業ですが、ブシューっといきます。
まずは両親宅。
妖怪ドロドロですな。
はみ出た部分は固まってからカッターで除去しますので、形については気にしなくてOKです。
そして我が家。
どうしても重力に負けて垂れてきちゃうので、ヘッダボックス付近に隙間ができてピンチであります。
このピンチを脱出できるのか?!
続きは次回であります。
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