築5年でやっと地震保険に加入

2016年11月11日で我が家は築5年となりました。

一条工務店で当時人気だったセゾンの平屋。

新しい家だと思ってましたけど、もう5年。5年間なんてあっという間ですよ。

 

さて、今回は地震保険の話です。

 

 
目次

5年間は建物の地震保険に未加入でした

これまで、家財地震保険には加入していたんですけど、建物地震保険は未加入でした。

 

家財の地震保険に加入していた理由は、「地震のときに建物に被害がなくても家財(食器とかガラスのショーケースとか)は被害を受けるよね~」と思ったからです。

 

建物の地震保険に加入していなかった理由は、「一条の家が全壊するときには他の家のほとんどが全壊するので、災害規模が大きすぎて保険金が出ない。つまり保険の無駄!」と思っていたからです。

 

熊本地震で建物の地震保険の必要性を実感

しかし、

 今年の熊本地震で考え方を変えることにしました。

これまで震度7地震東日本大震災のような大規模災害のときだけに発生すると思っていましたが、熊本地震のようにごく狭い地域でも強い地震が発生することが分かったからです。

この場合、災害規模は大都市が被災する場合と比べて小さくなりますので、地震保険の支払いは問題なく実行されます。つまり、保険が有効に機能します。

 

しかも、耐震等級を満たしていても、繰り返し揺すられることで建物が全壊することもあり得るということも分かりました。

 

それなら、建物の地震保険も加入したほうが被災時の助けになるよね。

ということで、築5年で家財の地震保険の更新をするときに、建物の地震保険も付加することにしました。

 

一条の家は耐震等級3で建物の地震保険の割引率が50%

地震保険は建物の耐震等級によって地震保険料が異なります。

一条の家では最近では耐震等級3で設計されてますよね。

 

耐震等級1は、建築基準法で規定された強度を満たす強度であり、

耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍以上の強度であり、保険料の割引率は30%、

耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍以上の強度であり、保険料の割引率は50%です。

 

耐震等級3だと地震保険料という家の維持費が安くなるとも言えますね。

 

地震保険料の割引を受けるためには「性能評価書」が必要

地震に強い家を建てたから地震保険料を割り引いてよ!

と言うだけでは保険屋さんは割引してくれません。

 

地震に強い家であることを客観的に証明する書類が必要です。

それが「性能評価書

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↑こんなのです。

ハウスメーカーではない、第三者機関が設計図面等から評価します。

実際にその通りに施工されているかどうかは問われないような・・・性善説ですね。

 

この性能評価書のコピーを保険屋さんに提出すると、ここに記載されている耐震等級の欄を見て、地震保険料を割り引いてくれます。

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5年前では、一条の家でも耐震等級2と3が混在していたようですが、我が家はたまたま耐震等級3でした。

 

「性能評価書」を手に入れる方法

さて、この「性能評価書」は、家を建てた人の全てが持っているわけではありません。

我が家の場合、「長期優良住宅」の申請をしたので、たまたまこの申請に付随して「性能評価書」を得ることができましたが、この申請をしない人が「性能評価書」を得るには別途費用が必要でしょうね。

費用が掛かるなら「性能評価書」なんて不要!という人もいるかも。

 

でもね。「長期優良住宅申請費用」って2-3万円程度(見積段階では23,000円)だったと思うので、固定資産税の減免が2年延長されて、地震保険料が安くなれば、充分ペイしますよ。

 

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 私は基本的に保険嫌いなので、なるべく保険を避けていますが、珍しく地震保険には加入する気になってしまいました。

地震保険は保険屋さんの利益が少なく、公益性が高い保険なんですよね。

地震保険料を安くするためにも、「長期優良住宅」を申請することをお勧めします。

  

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