私Qの両親宅のお話。
両親宅は2010年築なので、今年2020年は、築10年の節目です。
一条工務店の35年保証を受けるためには、10年点検をクリアする必要があるようです。
今回は、10年点検費用の概算をお知らせします。
:
既に10年点検に関する工事が始まってます。
一条工務店セゾンF両親宅のスペック
両親宅は、一条工務店セゾンF平屋、だいたい90平米
スレート屋根、外壁タイルは1面+出窓部分。
その他、全館床暖房、オール電化。
両親宅は、標準的なセゾンFの平屋ですが面積は小さめでしょうか。
10年点検時の補修費用の概要
≪外壁・屋根の塗装関係≫(消費税別)
屋根洗浄+塗り直し 約22万円
外壁洗浄+塗り直し 約19万円
破風、軒天 約12万円
樋、土台水切りなど 約20万円
塗装養生費 約 5万円
足場工事 約18万円
足場(障害物加算) 約 5万円
で、だいたい100万円
≪その他≫
床下防蟻処理 約 6万円
ロスガード関係 約30万円
(モータ、熱交換素子、プリント基板、センサ等の交換)
合計で約140万円。
でありますが、全てが必須ではありません。
ロスガード関係の30万円は、たぶん任意であると思われます。
一方で、塗装関係は、ちゃんとしなければ雨漏り等の原因になりますので、必須であると思われます。
とすると、必要コスト約110万円。
1年あたり11万円ですから、新築時から、マンションの修繕積立金のように、1か月1万円ずつ準備しておくと安心ですね。
全面タイルの場合の10年点検費用は?
最近の一条工務店の売れ筋商品アイスマートなどは、外壁は全面タイルになってますね。
両親宅は、吹き付けの外壁がありますが、私Q邸は…
全面タイルにしています。つまり、外壁に吹き付け塗装部分はありません。
ただ、軒天は吹き付け塗装ですので、10年点検時に、ここの補修が必要になるかどうかで費用が大きく変化しそうです。
ちなみに、Q邸はセゾンV平屋で、瓦屋根。太陽光発電なしなので、屋根はメンテナンスフリーです。
新築時の営業さんの説明では、全面タイル、瓦屋根の条件で築10年点検の費用は40万円ぐらいとのこと。
足場が必要になるかどうかが費用の大小の決め手になりそうです。
≪広告≫
足場の障害物に注意
さて、両親宅には、後から取り付けた物干しスペースがあります。足場を設置する際の障害物には注意が必要です。
両親宅では、カーポートと同じようなアクリルの屋根を追加しています。
このように建物に密着した付属物を付けると、足場を組むときに障害になります。
このため、
足場(障害物加算) 約 5万円
という費用が計上されてしまいました。
カーポート、ココマ等の付属物が建物に密着していると、大変便利で使い勝手がよいのですが、補修の際の費用増の原因になりますので、注意しましょう。
太陽光パネルが載っている家では、さらに追加料金が必要になるかも知れませんので、新築を検討中の人は、メンテナンスコストも考慮することをお勧めします。
ポチお願いします。