電気料金3万円!床暖房+エアコンのハイブリッド運転

Qです。

2021年1月の電気料金が確定しました。

 
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2021年1月の電気料金

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2021年1月電気料金

昨年は暖冬だったので、久々に電気代が3万円を超えてしまいました。

みなさんの電気代はどうでしたか?

ちなみに、我が家は滋賀県東近江地域のセゾンV平屋の約115平米。

家族は夫婦+中学生2人の4人です。

オール電化太陽光発電なし、蓄電池なし、のノーマル仕様。

:

で、今年1月の使用電力量は、1,648kWh。一日当たり約47kWh。基本料金を除いた金額で約800円/日

我が家は今年で築10年のやや古いセゾンVですので、今の断熱よりは劣るとは思いますが、1日800円で快適生活ができていますので、電気代はかなり安いと思っています。

もちろん一条工務店の特徴である全館床暖房は使用し、さらに先日記事にしたエアコン24時間運転のハイブリッド運転を継続しています。

ハイブリッド稼働の電気代は高いのか

床暖房だけ稼働してエアコンを使用しない場合と、床暖房+エアコンのハイブリッド稼働とで、電気代はどのように変化するのでしょうか。どちらも24時間連続運転が前提です。

結論は、

床暖房の単独稼働でも床暖房+エアコンのハイブリッド稼働でも、電気代はほとんど変わらない

となりました。

エアコンが余分に稼働する分だけ、ハイブリッド運転のほうが電気代が高くなりそうですが、なんとも不思議な結論です。

この結論に至った根拠は以下。

比較用の2019年1月の電気代

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2019年1月電気料金

比較用に参照するのは、2年前の2019年1月の電気料金のデータです。

なぜ2年前と比較するのか?

それは昨年が暖冬過ぎて比較がしにくいからです。

2019年1月の電気料金では、使用電力量は、1,523kWh(本年は+125kWh)。一日当たり約47kWh(本年は+2.2kWh)。基本料金を除いた金額で約860円/日(本年は-60円)

ハイブリッド運転の考察

1日あたりの使用電力量は、約5%増えているので、やっぱりハイブリッド運転の電気代は高い?

と思いきや、平均気温のデータを見ると・・・

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東近江地域平均気温2019-2021

2019年よりも2021年のほうがやや寒いことが分かります。

1月の平均気温は同じですが、今年のほうが12月の平均気温が1.7℃が低かったようです。
1月の電気代には12月の後半11日間が含まれていますので、今年は2019年よりも0.6℃低いとしましょう。

詳細な計算は割愛しますが、

我が家のQ値は約1.7、

全館暖房に必要なエネルギは、だいたい200W/K、

ヒートポンプCOP1(寒いときはヒートポンプの熱効率が落ちるので)

という条件ですと、

外気温が0.6℃下がると、さくっと一日あたり2.8kWh電力量が余分に必要になります。

なので、2年前と今年とでは、1日当たりの電力量が2.2kWh増えていますが、増えた電力量が2.8kWh/日以内なので、電気代はほぼ変わらない、と結論付けることができました。

やっぱり、床暖房よりもエアコンのほうが暖房効率が良いのでしょうね。

床暖房は、お湯を循環させるポンプの消費電力も大きいですから。

なお、1日当たりの電気料金は、今年のほうが安いのですが、それば燃料調整額が下がっているためです。コロナ禍による燃料安に助けられています。

電気料金については、特段高くなるわけでないと理解できましたので、今シーズンは床暖房+エアコンのハイブリッド運転を継続して、全館快適に生活しますよー。




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