電気自動車用コンセントの漏電対策

 わがQ家には電気自動車日産リーフ)がありますので、電気自動車用のコンセントを準備してあります( ̄ー ̄)b

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 両親宅では、 旧型の200Vコンセントが付いていたので、新型の200Vコンセントに交換してもらいました(^▽^)/

 

このコンセントは屋外に設置されているので、漏電対策がされているほうが好ましいです。

 

今日は、 

 
目次

意外と知られていない??電気自動車の漏電対策

がテーマであります (´ω`)

  

 (1)そもそも漏電とは??

漏電とは、絶縁体の絶縁が破れたり、外的要因により導体間が電気的に接続されたりして目的の電気回路以外に電流が流れること。感電、火災、電力の損失などの原因となる。(ウィキペディアより引用)

 

ふーん、、、、分かりにくいね。

 

 

 

図解すればちょっとは分かりやすいですかね~。 

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(上図の黒色部分は 日本電気技術者協会のページより引用)

 

 

上の図で、「負荷」が「電気自動車」だと思っていただくとよいですね。

漏電が無い場合、「供給される電流」と、「戻る電流」とが等しくなります。

一方、漏電が発生すると、一部の電流が地球にながれちゃいます(水色部分)。

そうすると、感電する危険性もあるし、電気代も無駄になりますね。

 

(2)普通のブレーカでも漏電対策はされていますが…

普通のブレーカです。

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左のほうにある白地に黒のブレーカが漏電ブレーカです。

上の回路図でいうところの「検出部」の機能があって、漏電が発生すると、「供給される電流」と「戻る電流」との電流差を電圧として検出して、ブレーカを落とすようになっています。

 

しかし、漏電ブレーカは家全体で1つしかないので、

メインの漏電ブレーカが落ちると…

家じゅうで停電します( TДT)

これは困る。

 

(補足)漏電ブレーカ以外のブレーカは、エアコン用とか電子レンジ用とかで細分化されています。これらのブレーカでは、「電流の総量」が規定値(例えば20アンペア)を超えると遮断する機能がありますが、「漏電」を検知する機能はありません。

なので、これらのブレーカでは漏電を含めた電流が規定値(例えば20アンペア)を超えない限り遮断してくれないのです。

 

 

(3)電気自動車用の漏電ブレーカが推奨されています

電気自動車は雨に濡れる場所で充電されることも多いため、家の中の家電製品よりは漏電の確率が高いのではないでしょうか。

 

 そこで、電気自動車専用の漏電ブレーカを設置することにしました。

 

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 電気自動車で漏電が発生したときに、このブレーカだけが落ちるようにします。

 

つまり、電気自動車で漏電が発生しても、家の中は停電しない!

 

 これって結構大切なことですよ。

電気自動車は深夜に充電することが多く、この時間に多くの人は寝てますよね。

このとき家全体のブレーカが落ちると、朝まで停電に気付かない…

冷蔵庫の中身が~(ヾノ・ω・`)

 

ってこともあり得ますので。

 

 

(4)家を建てるときに電気自動車用コンセントを付ける場合、専用の漏電ブレーカは必要か?

結論から言うと、電気自動車を持っていなければ「なくてもよい」と思います。

電気自動車用の漏電ブレーカを設置する工事はたいした工事でないからです。

入居と同時に電気自動車を利用する人だけ、専用の漏電ブレーカを設置すればよいと思います。

 

ただし、専用のブレーカを設置するための設置スペースは考えておいたほうがいいかも知れませんね。

 

我が家の場合、既存のブレーカの右側に専用の漏電ブレーカを設置しました。

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 ブレーカのBOXが2つ並んでいますが、1つにしたい人は、内部に漏電ブレーカを追加できるようなBOXをはじめから選択するのも手でしょうね。

 

 

 (5)盗電防止用のスイッチなど

漏電の話からは変わりますが、電気自動車用のコンセントでは、位置によっては電気を盗まれるってことを心配する必要があるようですね。

いわゆる「盗電」です。

 

我が家の場合… 

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 庭と駐車場との境界となるゲートの庭側にコンセントを配置しているので、盗まれる心配はしていません。

 

ただし、このような配置にする場合、車までの距離が遠くなるのがデメリットであります。

 

 結論:電気自動車を検討中の人は、「漏電」「盗電」を頭の片隅に!ヽ( ̄▽ ̄)ノ

 

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