加湿器は気化式です!

 
今日は我が家Q邸の加湿器の紹介とウンチクです
 意味が分からなくなった時点で残りはスルーしてください
 
  
12月中旬まで加湿器なしで暮らしていましたが、
乾燥が顕著になり加湿器ONしました
 
 
加湿器はこちらのもの 
 

加湿能力 0.5L/h ヒートレスファン(気化)式加湿機 FE-KFA05
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=FE-KFA05
 生産中止品
 
我が家の家電は古いものが多いな…
ナショナルだし…
でもまだまだまだ使うぞ~
 
 
 
 
気化式の加湿器は、部屋干しのタオルを扇風機で乾かして加湿するようなものです
 
だから、ヒータに電力を使う加熱式より省エネ
だけど気温が下がる
…とICHIさんなど他の人のブログに書かれています…
 
 
 
ホンマかいな…
証明してみましょう…
 
 
こういうときは、このグラフが便利
「湿り空気線図」ウィキペディアより引用
 
このグラフでは、横軸が乾球温度(いわゆる気温)、
縦軸が質量絶対湿度(DA:空気1kgあたりの水蒸気の重さ)です。
このグラフでは、相対湿度(いわゆる湿度)、空気が持つエネルギ量(比エンタルピ)
なども分かってしまいます。
 
なかなかの優れものです
 
 
 
相対湿度(以下、「湿度」)は、赤の曲線で示されています。
 特に、斜めの黒い線は空気が持つエネルギが同じになるラインを示しています
これが重要
 
 
ちょっと難しいけど、イメージだけ分かってもらえばOKです
 
 
具体的な事例で説明します
  
たとえば、気温20℃、湿度30%の空気を、湿度50%まで加湿したいとします。
 
現状。気温20℃、湿度30%では、上のグラフのの状態です。
 
目標は、気温20℃、湿度50%で、グラフのの状態ですが…
 
空気にエネルギを補給してあげない場合(気化式加湿器の場合)、エネルギが同じになるラインである紫の矢印に沿って加湿され、グラフの②の状態になってしまいます
 
 
このときの温度は約17℃
加湿によって3℃も気温が下がってしまいました~
  
ということで、加湿によって気温が下がることが証明されました
  
 ほんとに省エネ
 
気温が下がった分は、暖房でエネルギを補うことになるので、
気化式加湿器では、
消費電力以外に気温が下がる分を補う暖房代が必要
 
ということが分かりますね~
 
 
どのような加湿器でも同じですが、
気温を下げずに加湿するにはエネルギ(電力)が必要ということです…
 
 
見た目の省エネ性にダマされないようにしましょう
   
ところで…
我が家では加湿器1つだけ加湿能力 0.5L/h)ですが、
これだけで家全体を加湿することができるでしょうか
 
ちなみに我が家は約34坪であり、加湿器には14畳(7坪)までと書かれています…
 
 
続きは次回です
  次回記事はこちら


最適な加湿器と必要能力 – Q家のブログ




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