雪止め金具の後付けDIY(前編)

 久々にDIYネタです。

DIY 前の検討からスタートです。

 
目次

検討が甘く止まらない雪止め

我が家の屋根には雪止め瓦がありますが、ほとんど効果がありません。

雪止め瓦は下のほうに1段設置されているだけなので、30cmぐらい雪が降るとすぐに雪崩が発生します。

植木が折れちゃうし、自転車置き場が潰れそうになるし、雪が降るまでになんとかしなければなりません。

 

屋根勾配が4寸程度であれば雪止め1段でも止まりそうな気がしますが、なんせ我が家の屋根は5.5寸の急勾配ですので、雪止め1段では全然だめでした。

 

家を建てるときの検討が甘かったです。

設計士さんもこの地域の雪の量と屋根勾配との関係で止まるか止まらないかの判断を誤ったのでしょうね。

 

 雪止めで失敗した~という内容の詳細は、以前に記事を書いてますf:id:chienokobako:20140907035443g:plainf:id:chienokobako:20140907035443g:plainf:id:chienokobako:20140907035443g:plain 

blog.chienokobako.com

 

 

基本的にはプロに依頼したい 

なんでもDIY する人もいますが、私Qは、基本的にはプロにお任せする派。

いろいろ下調べしたり、作業に要する時間なんかを考慮すると、プロに任せたほうが安くつくことが多いからです。

 

ところが、今回はちょっと事情が異なります。。。

 

一条の見積が高すぎる

 ま、我が家は一条工務店の家なので、一応、一条工務店に相談するわけですよ。

で、出てきた見積がこれ。

f:id:chienokobako:20151010195153j:plain

 

内訳

雪止め金具取付工事 約60m@4,300円:約258,000円

足場工事一式           :  約124,000円

諸経費              : 約30,000円

消費税              : 約30,000円

 

で、合計約44万円

 

うーん?こんなもんなの?

冷静に考えるとナメられてる感じがしますね。

 

私Qが妥当だと思う見積

DIYでやってみて思うんですけど、雪止めの設置なんて屋根工事では最も簡単な部類だと思うんですよね。

 

足場工事の相場は良くわからないので一条の見積をそのまま使いますが、材料費と工賃は以下に示すようなもんでしょう。

 

材料費(雪止金具188個@574円):108,000円

工賃1人1日@35,000円     :  35,000円

足場工事一式        :  約134,000円

(消費税込)

合計約28万円です。

 

これでも、材料費は私Qが手配した値段よりも少し高めにしてあり、工賃も3万5千円ですから、職人さんは大喜びのはずです。

 

しかも、雪止め金具を付ける作業は、素人の私がやっても1個当たり1分掛からない。

188個で約3時間ですから、腕のいい職人さんなら1人で半日の仕事ですよ。

安いところなら20万円以下でできるかも知れません。

 

ということで、いつもプロにお任せの私Qですが、さすがに44万円の見積に、価格交渉する気にもならず、アホらしくなってDIYすることとしました。

 

ほんま、こんな業者の見積をそのままスルーして一条の名前で出したら、一条の信頼を損なうよ!

ちゃんとチェックしてんのか?!←たぶんできてないね。

ハウスメーカーはメンテナンスが一番大切なんだよ!

メンテナンスでボッタクルのはやめなさい。

今回は怒り心頭なのです。

 

鶴弥の平瓦に適した雪止め金具

我が家の屋根に乗っている瓦は、瓦メーカーである鶴弥のスーパートライ110タイプ1。

www.try110.com

2011年築のセゾンVでは標準の瓦です。

 

鶴弥のホームページを見ると、後付けできる雪止め金具も準備されていることが書かれています。 

www.try110.com

 

 スーパートライ110タイプ1に適した後付け雪止め金具は、スワロー工業という会社が作っていますが、スワロー工業のホームページには書かれていないのが不思議。

瓦メーカー用の特殊なものなのかな。

「平板用後付H16」として紹介されています。(2017.3/12修正) 

 

雪止め金具の購入

でも、取り扱っている問屋さんがあったので、94個(上の見積の半分)だけ購入してみました。

やっぱりスワロー工業さんが作っているようです。

f:id:chienokobako:20151010195925j:plain

 1箱30個入りで、3箱+バラが4個で94個です。

これだけで約5万円DIYで足場は設置しませんので、5万円で雪止めが設置できたことになります。

44万円との差額は・・・金具の量を半分にしたとはいえ、ナメられた見積であることが分かるでしょう。

 

 

さて、この雪止め金具は、下側の部材と上側の部材とをボルトで締める構造。

単純に瓦の間に差し込むタイプよりもお値段が張ります。

f:id:chienokobako:20151010195934j:plain

でも、1つ1つの雪止め金具が値段が安いものよりも大きく、よく雪が止まりそうだと思ってこちらの雪止めを選択しました。

カラーは黒とブラウンと地金との3色が選択できました。

我が家の瓦はブラウンなので、雪止め金具も色を合せてブラウンにしています。 

 

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雪止め設置DIYは足元が肝心

雪止めの設置には屋根に登る必要がありますので、転落しないように十分気を付けなければなりません。

やっぱり作業には滑りにくくて足元の感覚が伝わりやすい直足袋が必須でしょう。 

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我が家は平屋ですから、落ちても絶命することはないかなと思って作業開始です。

 

 

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 作業自体は簡単で、慣れてくると1か所1分掛からないぐらいで作業が進みます。

でも、慣れるまで、屋根の上が怖い。

なにしろ急勾配ですから。

 

下の写真だと、屋根が急勾配なのが分かりますよね~。

f:id:chienokobako:20151010200056j:plain

 5.5寸勾配は角度にして約30度です。

既存の雪止め瓦が足場になって助かりました。

リュックサックに詰めた金具や道具類も雪止めに引っ掛けて置いておけたので作業の助けになりました。

 

長くなってきたので続きは次回にします。

つづきの記事はこちらf:id:chienokobako:20140907035443g:plainf:id:chienokobako:20140907035443g:plainf:id:chienokobako:20140907035443g:plain 

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関連記事ですf:id:chienokobako:20140907035443g:plainf:id:chienokobako:20140907035443g:plainf:id:chienokobako:20140907035443g:plain 

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