Qです。
最近、晴天率が平均よりも低い滋賀県にある我が家の近所でも、
既存の住宅に太陽光発電を設置する「後付け太陽光発電」のリフォームを行う家が増えてきています(゚∀゚)
値段も下がってますし、雨漏りしにくい、いろいろな工法が開発されていますので、私Qも後付け太陽光発電のリフォームをすることに心が揺らいでいます (>Д<)
でもね、後付け太陽光発電っていろんなリスクがありますから、設置するなら必ずチェックしておきたい項目がありますね!
ということで、今回は
後付け太陽光発電の注意点、チェック項目をまとめてみました ヽ(´∀`)ノ
なお、下記は私Qの自己流チェック項目ですので、間違いがあればご容赦くださいね。
【1】僅かな発電量の差よりも家にダメージを与えないことが重要
太陽光発電システムの寿命は約20年(パワコンは約10年)とされていますね。
さて、家の残りの寿命は…??
我が家はあと50年もたせる必要があります。
なので、太陽光発電と一緒に家がオダブツなることは許せません(`ω´)
そのためには…
①屋根(野地板)に穴を開けないこと
太陽光パネルを固定するための金具を、野地板(屋根の合板のこと)にビス止めする工法が一般的ですが、この工法だと雨漏りするおそれがあります。
雨漏りすると20年どころか、すぐに家が傷みます。。
なので、 野地板に穴を開けない工法を選択することが重要ですね!
野地板に穴を開けない工法には、下記のようなものがあります。
(名称クリックでリンク先を開きます。)
カナメソーラーグリップ 金具で屋根材(スレートや瓦等)を掴むことで屋根に対して太陽光パネルを固定する工法
シンプルレイ 屋根面には加工をしない、屋根の端部に金具を引っ掛けて金属骨組みを固定する工法
PVグリップ 屋根材一体のパネルを隙間なく配置する工法、傷んだスレート屋根の上から配置できる。パネルを固定するための波板は屋根材(野地板)にビスを打ち込んで固定しているようなので、パネルの隙間から雨水が漏れないように設計しているのか。
マグソーラーシステム 両面テープと接着剤とで屋根に固定した金属板に対して、磁力でパネルを固定する工法。既存の屋根材の撤去が必要か。
②壁面の断熱材に開ける穴への対処
たいていの場合、発電した電力をブレーカの場所まで引き込むケーブルを通すために、壁面のどこかに穴を開ける必要があります。
最近の家は、気密性が高いので、この穴をちゃんと塞いでくれるかどうかで気密性が変わってくる可能性があります。
また、結露の原因にもなりますので、(断熱しながら)穴を塞ぐことはとても重要です。
具体的には、ケーブルを通した後の穴を、ウレタンスプレー+コーキングなどで、しっかり塞いでもらえるといいでしょうね。
(10年ぐらいでウレタンの痩せやコーキングの防水性などのメンテナンスは必要でしょう。。。)
③積載重量と許容重量を調べること
以前と比較すると軽量化されたパネルもあるようですが、パネルの枚数が多い場合にはかなりの重量になります。
この重量が20年間載って、家全体が耐えられるか、
屋根の片側だけ載せたときにバランス(土地の沈下など)がどうなるか、
太陽光発電の業者ではなく、家を建てた工務店、ハウスメーカに聞いてみるべきでしょう。
どのくらいまでの重さまでの重さに耐えられるか(許容重量)が分かれば、搭載できる容量なんかも計算できるようになりますね ヽ(´∀`)ノ
【2】施工業者の経験値
施工業者がどの程度の経験値(施工数)を持っているか、
実際に施工する職人はどの程度の経験値があるか、
…なんてことは、善意で施工する場合の出来、不出来を左右します。
つまり、一生懸命作業してくれたときに、上手か下手くそかってことを左右します。
業者(営業)との打ち合わせのときに、どのような職人が施工するのか、よくよく聞いておく必要がありますね。
施工については外注業者に丸投げの場合もあるので要注意であります。
悪意で施工される場合(つまり、手抜き工事)の場合はどうしようもないですが。
【3】相見積を取る
業者さんには嫌なことですが、相見積は取るべきと考えます。
すでに業者さんを決めていたとしても、
①相場を知ることができる
②いろいろな工法の提案を受けることができる
③いろいろなパネル等の発電システムを知ることができる
という意味で、必ず相見積を取ることをお勧めします。
ただ、複数の業者に連絡を取って、いちいち個人情報を入力して…
っていう作業はかなり面倒ですよね。
そんなときは、ネットで簡単に相見積を取ることができる下記サイトを利用すると便利ですよ。 (下記テキストのクリックで外部リンクを開きます。)
相見積は、もちろん、工事の費用を安くする目的がありますが、安ければいいってものではないのが悩ましいですよね~( TДT)
簡単にまとめ
設置しようとする太陽光発電システムが、家にどのくらいの負担になるかを考えて、
「家の負担に対して発電メリットが大きければ設置する」という考え方でいけば、間違いは少ないのではないでしょうか (´ω`)
太陽光発電は、家族みんなで楽しめる大きなおもちゃにできるアイテムだと思います。可能であれば設置してみたいですね!
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