今回も収納
特に、押入れの収納術についてです。
そもそも押入れって必要なの?
最近では押入れを作らない家も多くなってますね。
ここでいう「押入れ」っていうのは、布団が入るぐらいの大きさのものを指しています。
ただの「物入れ」とは違う意味なのでご承知ください。
そんな奥行きが深い押入れ。
たくさん収納できそうですが、奥にある物が取出しにくいんです。
それに、奥行きが深いってことは、それだけスペースが必要になり、建坪が増えるので、コスト面でも厳しいです。
なので、お客さんの布団を置かない家には、押入れを作らずに、奥行きが浅いクローゼットにしておくのが合理的かも知れません。
布団を収納する人には押入れがあるほうがよい
使い勝手が悪そうな押入れですが、実家の両親などの来客のために布団を準備したい人には布団を収納するスペースがあったほうがよいですよね。
我が家の場合ロフトがあるので、布団なんて布団袋に入れてロフトに転がしておくっていう考え方もあります。
しかし、湿気やホコリから布団を守るには、押入れに入れておくほうがよいでしょうね。
建築中の押入れ
過去の写真をいろいろ探してみたんですけど、困ったことに「完成後」の押入れの中を撮影した綺麗な写真がない・・・
よって建築中の写真です。
上下2段に分かれています。押入れの天井近くに棚がありますので、厳密に言えば3段ですかね。
奥行きは約86cm。
布団2つ折りだとギリギリ入るか入らないかという、なんとも微妙な奥行きです。
横幅は120cmちょっとありますのでセミダブルの布団でもOK。
で、このような観音開きの扉が付いています。
とりあえず布団は布団圧縮袋で省スペース化
ここからが本題。
押入れを作った人は、どのようにスペースを有効利用すべきか。
まあ、まずはだれでも思いつく、布団圧縮袋から。
布団圧縮袋は布団の容積を減らすことができるアイテムです。
考えた人に感謝です。
布団圧縮によりできたスペースにクリアケース
布団を圧縮すると、高さの方向にかなりのスペースが生まれます。
この高さの方向の有効利用を提案するのが今回の肝!
布団を収納するスペースの下に、クリアケース(引き出しタイプ)を入れてみました。
クリアケースって安いので、1個1000円かそれ以下でも買えますよね。
写真のクリアケースはあり合せのモノなので、奥行きは53cm。
本当は、奥行き80cmぐらいのものがあると無駄なスペースが少なくなって良いです。
それから、上の写真ではクリアケースを3つ入れてますけど、これらの高さがまちまちなので、そのへんに転がっていたスノコで高さを調整してあります(汗)。
布団を出さずに他の物の出し入れができることがポイント
布団の下にクリアケースを入れる場合、クリアケースの中身が布団を出さずに取り出せるようにすることが重要です。
なので、引き出しタイプのものにしておくとよいですね。
引き出しにキッチリ詰めると、かなり収納できますからね。
引き出しへの収納はこちらも参考にしてください
ここでは引き出しタイプを推奨しますけど、
半年に1度しか出さないようなものを布団の下に収納するのであれば、例えば上蓋タイプのクリアケースでも問題はないものと思われます。
上蓋タイプのクリアケースに収納しても問題はないものとは、冬場での夏物、夏場での冬物、めったに使わない旅行グッズなどでしょうかね。
≪広告≫
押入れスペースの有効利用にはまだまだ課題あり
えらそうにスペース有効利用について書いてますが、実は、まだまだ有効利用できていないと感じています。
例えば、写真で写っている部分では、押入れの天井近くのスペースが使えていないですし、写真には写っていない押入れ下段もごちゃごちゃになっています。
もうちょっと有効に活用できたら、また記事にしようと思います。
ポチお願いします!